厚生労働省は、2020年度の公的年金支給額を2019年度比で0.2%引き上げると
発表した。マクロ経済スライドの適用により、本来の年金額の伸び率0.3%が
0.2%に抑えられる(調整率マイナス0.1%)こととなった。年金額を抑える
 マクロ経済スライドは、2015年度、2019年度に発動されており、2年連続での
発動は2004年の制度導入以来初となる。